さて今回は、真鍮プレートをブルーイングして、いい感じに仕上げるDIY
こんにちは、SHOCKMANです。
先日作った真鍮テキスタイルにプレートでも添えようとふと思い、おもむろ工作スタート!
その様子と、ブルーイング液の効果についてまとめていきます。
バーチウッド液の代用品探している方も、参考にしてみてください。
真鍮プレートに打刻印
まずは、アマゾンで必要なアイテムをゲット
良さげな真鍮プレートと、安い打刻印を探してポチり
uxcell 真鍮シート 100 mm長さx100 mm幅x1.5 mm厚さ 金属板プレート
シャンパンゴールドの真鍮で、厚さもあり硬さもありました。
PandaHall Elite 打刻印 刻印セット 36個 4mm アルファベット 数字 レザークラフト 銅板 真鍮板 アルミ版 指輪 アクセサリー 軟質の金属への打刻 DIY用 手芸材料 手作り素材
一番安そうなやつを買ってみた。
値段の割に良いけど、MとかKとか細かい字の精度はないです。
考え方によっては、このチープさがクラフト感あって良いのかも。
こんなツルッとしたプレートに、文字を打ち込んでいきます。
文字が斜めになっていかないように、板を挟んで基準にしました。(写真撮り忘れ)
打刻印のコツは・・・
おもむろにはじめたので、おもむろに打つ!
が、う〜ん、ブレないように打つにはコツがいるなぁ。。
やってみて気づいたポイントは、3つ
1)思いっきりの一発で決めること
2)金槌で叩いたらすぐ引くこと
3)硬い台の上では叩かないこと
コツコツ数回叩くと、文字がダブつく原因になるし、
打ち切ったあとに手を残すと、それもダブつく原因になるわけです。
また、硬い台の上で叩くと、響いてこっちの手が痛い。
なるほどなぁと思って、
結局ピッチもテキトーで文字ピッチも合わなくなり、裏面が本番となりました。笑
考えてやらないと、削って消すのは大変でっせ。
いざ!、真鍮ブルーイング(黒染め)
さて、ここからがメインイベント!
ブルーイング液を調べたら、バーチウッドが良いらしいが、、、
あまり売ってないし、やたら高い!
代用品ないかなぁとさらに調べると、ガンブルー液が使えそう。
というわけで、安そうなのをポチり
まずは、表面を研磨してと
面倒なので、ランダムサンダー120番ぐらいで、一気に削ってみました。
バイブレーション加工みたいで、良い感じ!
そこに買ったブルーイング液を塗っていきますと
▲HWSハートフォード【50ml】ガンブルー液,亜鉛合金,鉄,HW樹脂(普通郵便)
HWSハートフォードのガンブルー液
亜鉛合金・鉄・ハードウェイト(HW)樹脂用・・・
で、「反応どうなの?」
と思って使ってみたら、全く反応せずっ!
オエッ、少しは反応しろよと、時間を置いてみたけど全くダメでした。
鉄には反応したので、真鍮はやっぱダメなのね〜
細かい説明書が欲しいところだな
ブラスブラックの代用品はこれだ!
なので、次のブルーイング液をポチり
G.スミス.S シャイニーブルー ガンブルー液 - HW樹脂用 - 100ml
Gスミスのシャイニーブルー
これはHW樹脂用なんですが、僕がポチったのはステンレス用でした。
HW樹脂用でも真鍮に反応するとの情報ありましたが、ステンレスの方が反応強いっぽい
(現在アマゾンにないのは、今売り切れ中だからみたい)
刷毛につけてササっと塗ってみます。
さて、どうだ!?
おおっ!すぐに反応しました!
これがブルーイングかっ!
全体的にムラっぽくしたいので、刷毛で全面塗り塗りと。
ムラなく仕上げたいなら、漬けて動かさず反応させるのがベスト
酸化皮膜を作る液なので、塗ってすぐにしっかり拭き取りました。
ちなみに匂いも、身体に悪そうな雰囲気漂っているので、マスクしました。
全体的にいい感じの渋さが出てグッド〜
ちょっと打刻印の文字にアクセントをつけたいので、
ピンで中を削って、地の真鍮を出してみよう!
さりげないキラキラ感が、ゲキシブ!
買った時のプレートと比べると、かなり味わい深い仕上がりになりました。
ここに辿り着くまで結構時間がかかったけど、ブルーイングの面白さに気づけて良かった。
液はまだまだたっぷり余っているので、まだまだ渋カッコイイアイテムをDIYするぞ〜
(余談)Gスミスのシャイニーブルー(ステンレス用)アルミに反応するのか?
アルミ線を買ってみて、打刻印をしてみました。
ハナカツ アルミ線 白 300g 6.0mm
6mmのアルミ線は、太さもあってそこそこしっかりしています。
真鍮に比べて柔らかいので、刻印もしっかり打ちこめて雰囲気もカワイイ
表面にちょっとヤスリをかけて、同じくブルーイング液をつけてみる。
真鍮と違って、すぐに黒くはならず!
何回か刷毛で塗っていると、少し黒ずんでくる感じでした。
時間をかければ・・・という感じで、ステンレス用なんでこんなもんかな。
全く染まらないワケじゃない、ビミョーなとこです。(材質にも寄るんだろうが)
DIYまとめ
打刻印は、安いモノでもそこそこ使える
細かい文字の精度はビミョーだけど、クラフト感と思えば許せるレベル
大事なのは、キレイに打てるかどうかだ!
ブルーイング液「Gスミスのシャイニーブルー(ステンレス用)」
真鍮には、すぐに反応した。
アルミには、反応悪いが、全くしないわけではない。
(材質にもよるかもしれませんが)
というわけで、バーチウッドの代用品になりそうです。
もちろん、黒さ具合は違いますし、個人の戯言でございやす。
ブルーイング何がいいって
金属をブルーイング(黒染め)すると、
渋さの中に輝きがある!みたいな、深みがすごくて感動しました。
一手間加えるだけで、この雰囲気出せるってステキ!
僕の作った金属テキスタイルにそっと添えてみよう。
説明プレートなのに、一作品ぐらい手間かけたぞ
でもやっぱり、
自分の渾身の作を魅せるには、それもまた自分の渾身でなくっちゃ意味がない!
と思うのです。
打刻印やブルーイング、
想像以上に面白かったので、次の工作にも活かそうぞ!
また、おもむろに作るのでチェックしてみてください。
以上、SHOCKMAN