マクラメレースで残糸をデザインする

DIY

デザインとは?

工場に点在する残糸。
もったいない&なくなればスッキリするわけです。

このジレンマを解決するが、「デザイン」だと思うのです!

誰だったけな?
「デザイン」とは問題解決であり、「アート」とは問題提起である。
と言ったのは。
僕も大いにそう思うところあり。
モノを作るときには予算というものがあり、制約の中で最大限よくしたいという行動がデザインだと思うのです。
当工房は、フルオーダーメイドの布を作っています。
こちらのサンプルに対して、もう少しこういう風合いにしてほしいだとか、予算抑えたいだとか、そういうものを解決しながら作り込みをしていきます。

魂注入

布作りと並行して、僕は残糸を活用する策を練っています。
糸たちを生かすも殺すも、機屋だからできることです。
であれば、残糸という糸口からオリジナルな提案ができるんじゃないかと考えています。

今回は、整経残のまとまった糸たちをデザインしたい。

マクラメる

文化服装学院 手芸教科書

ということで、学生時代の本を取り出してアイデア降臨を促します。
こんなのあるんだぁと見入ってしまう。(学生時代に見ていない証拠)
よーし、、、、


マクラメレース!やってみよう!

これなら、束になった糸たちをうまくまとめてくれそうです。


マクラメレース1

工場の2階の柱に糸を渡して、強引にここで始めました。笑

マクラメレース2

アップで見せるとこんな感じ〜♪
この糸はシルクの糸(絹紡)なんです。
多色なので、ツイストさせた方が見え方がいい!一捻りしてみました。

マクラメレース3

結構大きいので、時間がかかります。
腕も上げっぱなしになってしんどい。
仕事後の仕事だぁ〜!汗

マクラメレース4

完成!
バランス考えて、タペストリー風にフィニッシュ!
せっかくなので、壁に掲げようと思いたった。
背景、黒っぽい方が色がキレイに見えるので、前に作った布のサンプル残をバックに!

う〜ん、なかなかいい出来栄え!(自己マン)
残糸たちも喜んでいる!(自己マン)

この分の残糸がなくなって、スッキリ問題も解決!
仕事終わりに地道にやるの、結構大変ですけど、こうやって整理できればサイコーだ!

DIY
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