こんにちは、SHOCKMANです。
先日開発したメタルリボン真鍮バージョンを使って新作テキスタイル創り!
新作テキスタイルができるまでの試行錯Goを書いていきます。
テキスタイルの裏側、マニアックな世界にこそモノづくりの凝縮があるのだ〜
織ったリボンを織る新作テキスタイル!
真鍮リボンを木枠に巻き取りました。
暗くても、煌めき方が独特で見惚れてしまいます。
今回は、タテヨコ白を基調にしてシャンパーンゴールドの輝きを全面に出した感じが狙い
この木枠からシャトルに入る小さなボビンへ巻き返し。
機械で織るわけなんですが、メタルリボンの時だけは手入れ!
織機を止めて、手でシャトルを飛ばして、リボンがヨレないようピンと整えてから打ち込むのです。
つまり、半手半機
この一手間が、市場に出回っていないレアテキスタイルを創るのですよ。
織っている時はイライラするんですけどネ、面倒臭がっては新しいものは作れないっ!
テキスタイルデザインとデータ
テキスタイルのデザインを考えて、データを作っていきます。
ベースを作って、そこに織り組織を落とし込んだりする作業。
計算機片手に、バチバチやりながらやるのがテキスタイル(織り)のデザインなんですよ。
この作業を紋彫りと言いますが、細かいところまでやるので目と頭をフルで使います。
試織|現場のデザインは布とにらめっこ
データができたので早速織ってみます。
頭の中で一生懸命考えて作ってますけど、柄・色の出方は織ってみないとわからない。
1ピックずつ動かして、針の動きをみながら進めていきます。
う〜ん、
タテを粗くした分、柄がハッキリでないので苦戦中
メタルリボンが活きるには、どういう組み合わせかなぁと糸を変えてあれこれいじる。
閃いては戻ってデータ修正して、また少し織っての繰り返し。
布とにらめっこを繰り返して、フリーズすること20分・・・
一周回って、シンプルに戻る。
今回はメタルリボンのファーストでもあるので、ヒラベースに展開しよう!
シャンパーンゴールの輝きと透け感を大事にして、もう一度組織を組み直す。
うん!いい感じ!
このピッチが一番いいと思うのでこれでOK
ヨコ糸が捻らないように、織機を止めては手入れを繰り返してもう少し織っていきます。
間違いなく世界新!メタルリボンテキスタイル
みよ!この輝きを〜!
透き通るようなゴールドがとってもグッド
タテシルクのヨコ真鍮なんてリボン(糸)は、間違いなく世界初!
それをタテヨコリボンで織る、ここだけのテキスタイルなのです。
クシャっとするとアウトなので手に触れる系の用途としては厳しいけれど、間違いなく需要はあるハズ
いやむしろ開拓する!
そんな希望に満ちたブリリアントここに完成!