テキスタイル表現|田んぼに映る春

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タテ残りで、春らしいテキスタイルを作ってみました。

タテ糸に練っていないシルクリボン

ヨコ糸には、絣染めしたシルク糸

適度にハリ感があるけど薄手で、気持ちのいい一作

田んぼに映る春

春だなぁと感じる瞬間は色々ある。

山の緑が強烈に目に入る時や、爽やかな花の匂いを感じた時や、景色に黄色が混じってくる時や、

肌に感じる風が多くなる時

ふと田んぼを見たときに、すごく春だなぁと思った瞬間が面白くて、

これはテキスタイルに表現したいという意欲となったのである。

何か残像のようなものは、時に実物を超えて鮮やかに表現されることがある。

これはきっと自分では言語化できなかった事象に対して、

感覚としとフィットしたということを意味するんだろうと思うのだが。

言語と非言語

僕らは何かを介して、自分の言葉を獲得していくわけだが、

まだ言語化できていないものに出会えたときというのは気持ちが上がる瞬間なのである。

言語化できていないものというのは、そもそも言語化できないものも含まれている。

この辺をどう自分の中で見守れるか、ということが大事なのではないかと思う。

そのために必要なのは、なるべく言語化するという試みを続けることであるし、

それを僕はテキスタイルにぶち込み表現するのである。

田んぼに映った春らしきものは、みんなにとっての春と僕にとっての春

その曖昧さを、見事に言い当てているようであった。

テキスタイルの表現、田んぼに映る春

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