虫食いにあったウール糸のレスキュー|機屋あるある

weaving

こんにちは、SHOCKMANです!

今回は、意欲的に始めた糸整理でチクショーとなる話です。

あって良いことではないんですが、あるあるですよね・・・。

糸も服同様しっかり管理することが長持ちの秘訣です!

思い立った時にこそ糸整理

糸整理していると隅っこから出てくるウールの糸。

でもだいたいが、、、

虫食いにあったウールの糸

こんなんなってます。。

虫に食われてズタズタダー。。。

ウールやシルクの服で、「虫食い」にあって穴が空いた!ってことありますよね。

糸(動物性繊維)も当然に噛みちぎられます。

場合によっては、植物性繊維も噛まれますけど。
化学繊維はさすがにと思いきや、たまに噛まれます。

結局この虫はアホなんで、なんでも噛みます。

特にウールは、奥まで入って悪さをするので大変です。

これは表面だけっぽいので、頑張ってレスキューしてみます!

虫食いにあったウールのレスキュー

まず思い切って、表面を剥ぎます。

虫食いにあったウールの糸

もったいないけど、そうしないとラチがあきまへん。

ウールの糸

ある程度虫食いのないところまで剥ぎ取って、ひたすらワインダー(糸巻き)です。

この糸たちは残念だけど使えません。
フェルト化させて何か作るって手もあるけど、量も少ないので今回は見送り〜。

ワインダー

切れたら繋ぎでワインダーにかける、地道にこの繰り返しです。

虫食いにあってなければ、こんな手間は省けるので、、、

糸の管理って大事!

身をもって学ぶのだ。

そして、こうならないように対策です!

ウール糸の管理と防虫剤

服と同じように、糸にも防虫剤を入れておきます。

防虫剤

基本的にどの防虫剤でも大丈夫です。

けど、薬剤を使用しているものは併用するとシミになるものもあるので、同じ種類(成分)のものが良いと思います。

この成分は、「パラジクロルベンゼン」というものでした。

念には念を入れて、糸それぞれ袋を別にして一個ずつ防虫剤をセット!

あとは、湿気がたまらないのようになるべく上に置いておく!

これでもう、こんな作業はしないぞ。

と毎度誓うのです。笑

最後に、害虫と対策についてまとめておきます。

虫食い原因と対策

害虫の種類

一番多いのがヒメマルカツオブシムシ。4〜5月に多く、広範囲にかじる

それからイガ。年3回卵を産み、一点集中でかじる

どれも10mm以下で小さくアホです。(憎しみを持つ個人の感想)

だけど、食べやすいところを嫌らしくかじってくるからチクショーです。

原因と対策

一般的に、20度〜25度、湿度60%以上で害虫が活発になります。

そんなところに、外からやってきて卵を産み付けます。

そして、動物性繊維やホコリを好んで食べるわけです。

なので、防虫剤を入れて密封して、ジメジメしないところで保管!これに限ります。

服であれば、キレイに洗濯をしておくことが前提ですよ。
それから、40度以上の熱で死んでしまうので、アイロンを当てるってのも有効です。

しっかり管理できていれば、次使うときも気持ちいい!

から、後の手間より今の手間でっせ。

weaving
スポンサーリンク
シェアする
フォローしてね!
スポンサーリンク
SHOCKMAN-BASE