【DIYコンクリ打ち挑戦】キレイに仕上げるための大事なポイント

DIY

こんにちは、SHOCKMANです。

京都北部にある創作工房糸あそびにて、布を作っている職人です。

とはいえ、小規模機屋なのでマルチになんでもやらないといけまへん。

今回は、新しく導入したリボン織機の隣にある砂場にコンクリ打ちレポートです。

僕の場合、終わったぐらいに「あ〜こうすりゃ良かったわ。」みたいなこと多いので、ポイントも書いておきます。

参考にしてみてください。

終わった頃に気づいたポイント

・押忍だけじゃ押せない

・曲がった道具じゃダメだやっぱ

・専用レーキ(トンボ)作っときゃ良かった

この3点押さえれたらもっと上手くできたかなぁと思います。

下で詳しく説明していきます。

織物工場にある砂場

織機横の砂場

今回は、織機横の砂場に5センチのコンクリを打っていこうと思います。

最低でも10センチぐらいじゃないと割れる可能性大なんですが、ホコリが上がってこないようにするのがメインの目的なので良いでしょう!

そもそも、工場の一部が砂場になっていたのは湿気を上げてくるため

織物を作る上で湿度は欠かせないものなんですが、ホコリが上がってくる方が具合が悪い。

というわけでDIYで頑張って埋めていこうと思います!

大体良い感じにやってみるが、僕のDIY

とりあえず、5センチ分砂を掘り下げていきます。

どかした砂は外に持っていく。これが地味にキツイ!とにかく重いのだ。

砂を掘る

ある程度ざっくり掘ったら、自作の5センチですよ棒で全体を均一にならしていきます。

砂場をならす

この棒を作ったのはすごく良かった。(自画自賛)

良い感じのところで、レーザーを使って水平をチェック!

レーザーで水平を見る

「ちっちゃいことは気になすな。」

でも大体良い感じのところまでは持ってくのだ〜。

そして、一応ブロックを使って筋肉プレスをしておく。(圧をかけて固めるの意)

ホントは、ギッチギチに固めないと意味ないんだろうけど。。

コンクリ打ちに必要なのは押忍じゃない

ドライ生コン|必要な量

ドライ生コン

ホームセンターに行って、”ドライ生コン”と”メッシュ”を買ってきました。

とりあえず12袋(240キロ)分買ってみましたけど、結果23袋使いました。(910×4000のスペースに)

表記上の計算とはちょっと違いましたね。

砂利とセメントと別々に買う方がコスパはいいんでしょうけど、ミキサーがないと流石にしんどいっす。

コメリでは、ドライ生コンも1袋548円だったのでまぁ良いでしょう!

戻ってからメッシュを引きました。

一応入れといた方がいいだろうぐらいの感じです。笑

コンクリが5センチなのでどうやったっていつか割れるもんと思ってますが、良い感じには仕上げたいじゃない。

やはり手練りじゃ厳しい!?

ようやく一番の難所にやってきました。

コンクリ手練り

コンクリの手練り。

水だけ入れて混ぜるだけなのだが、かなりしんどい。

水和反応を起こして硬化していくので、しっかり混ざっていないとダメです。

よ〜くコネコネしていくんですが、15分くらいで硬くなっていくので時間との戦いでもあります。

なかなかスムーズに行かないので、ヘルプ!

フネで混ぜる

2フネにして、手練り2倍速にしてみた。

前より効率は良くなったものの、やはり時間がかかってしまうのでコンクリが滑らかじゃないんす。

コンクリ打ち初

流す頃には硬くなってきてるので、揺すっても砂利が下に落ちてかない。。

暑い時期というのもあって、なかなか厳しいっすね。

コンクリ打ちは、時間が大事!ということがよくわかりました。

押忍だけでは全然ムリ。笑

お助けハンドミキサー、やっぱこれだ〜!

ハンドミキサー

ハンドミキサー貸してもらえました!

やっぱり効率が全然違う!

素早く混ぜることができるので、ならしやすいっ

なんちゃってレーキ

レーキ(とんぼ)代わりに木の棒を使って、上から揺するように押さえつけていきます。

そうすることで、表面にある砂利を下に沈めてキレイに仕上げることができるのです。

段々キレイになっていくのがわかると嬉しいもんです。

そして、やっていくうちにコツがわかって上達していきます。

専用のレーキを作っておけば、後々の作業がグッと楽になりますよ。

ペースも掴めて、一気に終わらせることができました。

コンクリ打ち|腕も大事だけど道具も大事

1時間ぐらい経つと、際の方の水分も抜けてくるのでコテでならし入れていきます。

水平に動かしてるつもりなんですが、上手いこといかない。

なんでかなぁ思って道具を見てみると、そもそもフラットじゃないんすよね。笑

仕上げ用コテなんぞ持ってないので、あるもの使ってやってたんですけど、歪んでました。

「そりゃムリだわ!」

と自分に突っ込みつつ、仕方がないのでこれで頑張ります。

道具が正確かどうか、最初に確認しておくことって大事です!

コンクリ打ち終わり

それでも慣れてくると、上手くなってくる!

一番最後の方で悟ったので、段々上手になるムラができたけどまぁ良しとしましょう!

これでフィニッシュです!

やったぞの証をつけたくなる症候群

なんかこういうのって、固まる前になんかしたくなりますよね?

手形残してみたり、何か刻んでみたり。

ちょうど道具入れの中に、押し印入っていたので押してしまいました。

福の押し印

でも、良い感じだ!

リボン織機導入で福が入って来ますように。

という建前を作っておけばオッケー!
(ただ好奇心で押しただけなんだけど)

コンクリ打ちまとめ|キレイに仕上げるための学び

コンクリ打ち乾燥後

暑かったのもあり、2〜3日は急激な乾燥を防ぐために上に水を撒きました。

1週間ほど経ったところをパシャリ。

なかなか大変でしたけど、割とフラットに仕上がったので良しとしましょうよ!

最後の方が全面で出せるともっと良くなるので、次回に期待です。

今回の経験値を通して、キレイに仕上げるための学びは3つです。

1)ミキサーを使う!

コンクリ打ちは時間との戦いだ〜

2)レーキ(とんぼ)を作っておく!

砂利をきっちり沈めることがまず大事

3)真っ直ぐな左官道具を使う!

適切な道具じゃなきゃ、キレイに仕上がらないぞ〜

次回に活かしていきたいと思います!

初めて挑戦する方も、このポイントを押さえつつやってみると良い感じにできると思いますよ。

以上、押忍でした。

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