暖かくなってきたのは嬉しいことだけど、この時期に厄介なモノも出てきます。
整経をしていると、突然やってくる”静電気”
バチバチっと指先で弾けるあの感じ、
整経中だとやたら発生するんですよね。
たまにデカイのがやってきて、身体全身を突き抜けていく時もあって。叫
そうなってくると、そっちに気が行ってしまっって集中できやしない!
そうならないように対策を講じてみました。
「集中力がなくなったのは、静電気のせいだ!」という方にオススメです。(僕だけだろ)
整経中は静電気バッチバチの原因と対策
原因1|摩擦電気
作業中はテンションをとったり、糸切れを察知するために手を添えます。
ということは、、、擦れることによって”摩擦電気”が生じてるんですよね。。
下敷き頭でゴシゴシしたら、ウワーってなるアレです。
それによって、どんどん身体に電気が溜まっていってる。
近くにある金属に触れた時に、一気に放電するのであの痛みが・・・。
対策|ゆっくり放電
身体に溜まった電気を、指先から一気に放電しないってことが大事。
なので最初は、伝導率の高い金属に触らない!
ゆっくり放電することで痛みとオサラバダ。
&もし触るときは、指先ではなく手の平から触る!
これだけで放電面積を広げられる。
これをすることで、格段にバチバチ率減りました〜!
原因2|乾燥肌
おまけに、僕はカッサカサ野郎なので、肌に潤いがない。
乾燥肌の場合皮膚に含まれる水分量が少ないので、自然放電しにくいわけです。
そもそもの、溜め込みやすい状態も改善したいものです。
対策|潤い
化粧水&ワセリンをヌリヌリ
野郎なので、そんな高いメンテが必要なはずもなく。
コスパ最強タッグで対策をとります。
「潤いって大事なんだ。」ってことを静電気から学びました。笑
原因3|合成繊維の服
僕は作業中、上下ポリエステルの服を着ています。
これが静電気的には良くないんですよね〜
合繊繊維の服(ポリエステル・アクリルなど)は、マイナスに帯電します。
&吸湿性も低いので、自然放電もしにくい。
皮膚はプラスに帯電するので、ここで擦れることで静電気が発生してしまいます。
服の組み合わせでもそうです。
マイナスとプラスの服を着合わせると、摩擦が大きくなり静電気が発生しやすくなるんです。
例えば、綿の肌着にポリエステルのトレーナー。
良くやってるわ、バチバチだもん。。
対策|同じ帯電のものを着る
バッチリ静電気対策をするのであれば、オール綿の組み合わせにすることです。
ただ、作業的には埃や糸くずが付きやすいので、、、、ここはスルーで。
(やらんのかい!)
ちなみに、
ジャケットなんかの裏地には、良くキュプラやレーヨンが使われています。
これらすべて、プラスの組み合わせなんですよね。
だから多いのか!ということを今更知った元服飾学生なのでした。笑
まとめ
整経中、集中力を損なわないための静電気対策
1)触るときは、金属でないとこにパーで!
2)お肌には常に潤いを!
3)同じ帯電の組み合わせを!
一番手っ取り早く効果あったのは、1です。
とにかく、一気に放電しないようにすることが、痛みからの解放に繋がります!